日本技術士会化学部会60周年記念行事が終了!

(公社)日本技術士会の化学部会が今年で設立60周年となるのを記念し、9月29日(土)に星陵会館(東京都永田町)にて記念行事が開催されました。

昨年の春ころから化学部会の幹事が中心となって準備を進め(私もその一員です)、どれくらいの人に参加して頂けるのかが一番の心配事でしたが、迫りつつあった大型台風による直前のキャンセルが数件あった中、前半の記念式典(ソプラノ歌唱、基調講演3件、パネルディスカッション)には約130名(招待者含)、後半の記念パーティーには約110名(招待者含)の参加があり、盛況裡に終えることが出来ました。

ソプラノ歌唱

基調講演の様子

パネルディスカッション(右端のパネリストが私です)

記念パーティーの様子

化学部会の懐かしい映像の紹介

プロのバンド演奏(私も1曲参加したかった!?)

60周年記念誌も発行されました。この表表紙と裏表紙のデザインが大変凝っていて、表表紙には60周年に引っかけてC60のフラーレンが描かれたり、日本技術士会が入居している機械振興会館の目の前にある東京タワーが、「60th」の「t」の文字として配置されていたりしています。そして裏表紙には化学部会らしく「周期表」をあしらい、元素記号らしきものは化学部会歴代部会長の名前のイニシャルとなっていて、原子番号や質量数などを表記する場所には就任期間の年代が入っています。

60周年記念誌の表表紙

60周年記念誌の裏表紙

この表紙デザインは、化学部会若手の会で活動しているTさんによるものです。化学らしさ満載の素晴らしいデザインに脱帽です。作成時間は相当かかったのではと思います。Tさん、ありがとうございました。

この記念誌に私は記事を2本寄稿しています。いずれも燃料電池の電極触媒に関するものです。下記題名をクリックすると、PDFファイルでダウンロードできます。

「燃料電池電極触媒の基本特性と耐久性」
(内容は、月刊「技術士」2016年1月号に寄稿した記事の要約版です)

「燃料電池電極触媒の最近の開発動向」

記念誌はまだ少し在庫がありますので、欲しい方はご連絡下さい。1冊1000円です。

記念行事の準備から関わってきた化学部会幹事の皆さん、そして記念誌の作成に尽力された若手の会の皆さん、本当にお疲れ様でした。

パネルディスカッションのテーマは「化学部会の次の60年に向かって~我々技術士は何をすべきか~」でした。そこまで私は到底生きてはいませんが、生きている間は微力ながらほんの少しでもお役立ちできたらと思います。

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